よろしければ、コメントをお願いします。
   
    シフォンケーキ一覧表で今まで作ったシフォンが検索出来ます

    過去記事をご覧になると、記事と画像が違っている場合があり。
            原因は→これ ご了承下さい。





      

2008年12月12日

エスプレッソ・チョコチップシフォンの作り方

パープルROSE さんからのご依頼で、

エスプレッソ・チョコチップシフォンの作り方をご説明しますね。







【準備】
①熱湯50gにインスタントコーヒー(エスプレッソ)6gを溶かして、人肌程度に冷ましておく。

icon23 ここでポイントⅠ 
   ・コーヒー好きの方には・・・熱湯の代わりに、ドリップしたコーヒーを使って下さい。
   ・カフェオレが好きな方は、熱湯を温めた牛乳にします。


②チョコチップ30gに強力粉をまぶして、余分な粉をはたいておく。



【作り方】

生地の作り方は、12月3日の記事、『おいしい生地を作ろう』 を参考にして下さい。

水分をすべてコーヒー液にするので、入れるタイミングは、水と一緒。

チョコチップを入れるタイミングは、卵黄生地とメレンゲを合わせて、混ざりきらない状態の時に投入です。

さっくり混ぜましょう。


icon23 ここでポイントⅡ
   挽いたコーヒー3gを一番最後に入れると、香りのいいシフォンになります。



生地の仕上がりの目標は、これです。 





焼成温度と時間は、お持ちのオーブンによって違うので、ご自分のオーブンにあった温度で焼いて下さいね。

焼き上がりに、竹串で筒部分の近くを刺して、ベタっとした生地がついて来なければOKです。




※その他の詳しいレシピは、公開出来ないんです。ごめんなさい。

過去記事の中には、レシピを公開しているシフォンもあります。

そのレシピは私がシフォンを作り始めた頃のレシピです。

今は全然違いますが、良かったら参考にしてみて下さいね。

左サイドバー、カテゴリーの「シフォンケーキ一覧表」でご覧になれます。






プレーンシフォンのレシピを基本に、水→コーヒー液に変えて、チョコチップを加えるだけです。

一番いいのは、レシピ本やクックパッドなどを参考にプレーンを作ってみて、

お気に入りレシピを決めるといいと思います。

それを基本にアレンジしていけばいいわけです。

・・・と言ってもいろいろありますね。

まず、どんなシフォンを焼きたいか・・・だと思うのですが・・・

「ふわふわ」 「しっとり」 「ふわふわ・しっとり」 「どっしり」 色々ありますね。

油はふわふわ感を・・・水はしっとり感を・・・生み出します。

それを覚えておいて、あとはご自分の好みに合わせてアレンジしてみて下さいね。


頑張って下さい。

不明点がありましたら、オーナーメールにて、お問い合わせ下さいね。




face01 プレゼントシフォンの受付、今日までです。







  


Posted by みぃ  at 18:30Comments(7)シフォンレッスン

2008年12月03日

おいしい生地を作ろう

「シフォンはメレンゲが命」 と言いますが・・・


乳化をしっかりさせ、おいしい生地を作って、

滑らかで、かつ力強いしっかりとしたメレンゲを作れば

美味しいシフォンが出来る・・・と思いませんか?



では・・・美味しい生地を作ってみましょ。

まず、材料を量って用意しておきましょう。(粉はふるってね)

オーブンの余熱を忘れずに・・・

卵黄は、室温に戻し・・・卵白は冷蔵庫または冷凍庫へ・・・





卵黄を軽くほぐして、水(牛乳)と油を入れて混ぜます。

卵黄に砂糖の一部を入れて、もったりするまで・・・と言う作業はしません。

必要ないです。かえって、卵黄の旨みが消えてしまいます。





空気を入れないように、泡立て器で混ぜます。





全体に細かい泡が出てきたら、小麦粉投入のサインです。





ふるいながら(高い位置で)、入れますよ。





ゆっくり大きく泡立て器を動かします。





粉っぽさがなくなったら、スピードアップ。

力強く・・・、混ぜるのではなく、練るように・・・

グルテンを出します。グルテンはシフォンが膨らむ時の柱になります。





グルテンを出しすぎてはダメです。

トロトロ~と落ちて、すぐに消えるくらいです。




これで卵黄生地は出来上がりです。





はい、次はメレンゲですね。

卵白は冷凍庫で、周りがシャリシャリするくらいまで凍らせると、キメの細かいメレンゲが出来ます。
(氷水を当てながらやっても同様です)


まず、低速で卵白をほぐしましょう。

私のハンドミキサーで、だいたい30秒くらいかな?





ほぐれて来たら、高速にしますが、長く低速でやり過ぎてもダメです。

こんな感じで ↓ サァ~と流れ出すので、それが高速にする合図です。





高速にしたら、小さく円を描きながら、大きくボウルに沿って回して行きます。
(必ず同一方向に回す)





周りに小さな泡が飛び出したら、(わかるかな?) 砂糖を入れる合図です。





砂糖を三回にわけて入れましょう。

その都度しっかり泡立てて・・・

ただし泡立て過ぎたらダメですよ。硬くなる少し手前で、止めて確認しましょう。





泡立て器に持ち替えて、ゆっくり同一方向に混ぜます。

空気を入れないように、泡立て器を立てて使います。




滑らかで、ツヤツヤなメレンゲを作りましょう。





少しお辞儀する位ですよ。




これでメレンゲの出来上がりです。




では、シフォン生地に仕上げましょう。


メレンゲの三分の一をすくって、卵黄生地と混ぜます。

泡立て器でグルグル混ぜますが、混ぜすぎると硬い生地になるので注意です。




メレンゲの残りの二分の一を卵黄生地のボウルへ・・・

泡立て器で、上の部分だけをササァ~と混ぜます。




残りのメレンゲを全て入れて、同じように上の部分だけ混ぜます。

メレンゲの塊をほぐすようにします。





ゴムベラに持ち替えて、ボウルの底からすくうように混ぜます。





メレンゲの泡を潰さずに・・・かつ、しっかりと混ぜます。(大体30回くらい)

この時に、メレンゲの塊が残っていると、大穴が開きます。

また、混ぜすぎるとダラ~という生地になり、美味しくないです。




ゴムベラですくって、逆さまにしても、すぐには落ちません。





型入れ。高い位置から流しいれます。(15cmくらいかな?)

この作業で、大きな空気は抜けます。




両手でしっかり持ち、スリスリさせて、平らにします。

布巾などを下に敷いて、軽くトントン。

ただし、チョコやチーズのように油分が多い物や、アルコール分の多い物を混ぜ込んである生地には、ショックを与えてはいけません。トントンはやらないように!





竹串で2周くらいクル~とします。(底につけない。真ん中くらいまで)




ゴムベラで生地を貼り付けて・・・





あとは・・・オーブンへ!!

お持ちのオーブンの適正温度&時間で焼いてください。


焼き上がったら、少し高い位置から、型ごとトンと落とし

瓶等にさして、(高さのある器でも可) 逆さまにして冷ます。


以上の点をマスターすれば、膨張剤を使ったり・・・

17cmで卵4個、小麦粉70gとか80gとか、たくさん入れなくてもしっかり膨らんでくれます。




以前記事にしたやり方と、少し違う点もあるかも知れません。

日々、一番美味しい作り方を研究しているので・・・すみません。


icon23 申し訳ありませんが、レシピの公開はしていません。

一部公開してある物もありますが、現在は全く違うレシピで作っていますので、ご了承下さい。

不明点がありましたら、どんどん質問して下さいね。


















  


Posted by みぃ  at 08:30Comments(6)シフォンレッスン

2008年11月12日

攻略法



(下が膨らみ部分)


この現象は、油分が多いシフォン・・・

チョコやチーズを使ったシフォンに多く見られます。

油分が生地を潰してしまうんですね。


当然、『とろけるチョコシフォン(仮)』 もこの失敗が多いんです。


この攻略法が全然わかりませんでした。 icon11


昨日もこの失敗シフォンを、くまたんさんケイジさん に引き取っていただきました。


でも、やっと・・・この攻略法を見つけた・・・いや、知り得ました。


簡単な事だった・・・目から鱗です。

それは・・・

卵黄生地に一つまみの塩を入れるだけ・・・

それだけで、生地が落ち着くらしいです。


どうして知ったかと言うと・・・

知り合いのパテシエさんに教えてもらいました。

と・・・言うか、やっと口を割らせました。


いや、脅していませんよぉ。face09

ははははぁ・・・ icon10


おかげで、その後焼いた二つは、綺麗に焼けました。








  


Posted by みぃ  at 08:20Comments(10)シフォンレッスン

2008年10月29日

シフォンケーキの法則

オリジナルレシピを考える時に『シフォンケーキの法則』を覚えておくと簡単です。

まず・・・シフォンケーキの基本は、卵+砂糖+水+油です。

ここに、色んな素材を加えてアレンジシフォンとなるわけです。

その素材の加え方に、法則があります。


【液体】  水の役割を果たす。(牛乳・果汁・紅茶など)

(注意点)  ・基本分量(プレーンシフォンを焼く時の分量)の20%増しまでにする。

         ・糖分のある物を入れる時は、その分砂糖を減らす。



【オイル】  サラダ油の役割を果たす。(オリーブオイル、グレープシードオイルなど)

(注意点)  ・基本分量以上にはしない。



【粉類】  小麦粉の役割を果たす。(アーモンドパウダーなど)

(注意点)  ・小麦粉の一部と置き換える。基本分量の20%まで。



【固形】  形のある固形物(ドライフルーツ・ナッツなど)

(注意点)  ・基本材料にプラスされる。水分の少ない素材は、ほとんど固形素材と考えてよい。

         ・大きさは1cm以下にカット。(蒸した芋、カボチャもこれと考えてよし)



【ピューレ】 バナナを潰したものやリンゴの甘煮など

(注意点)  ・固形と水分が混ざっているので、ピューレの一部を水分と置き換え、一部を固形素材として考える。



【ペースト】 アーモンドペーストなど

(注意点)  ・一部を油分と考えて、サラダ油と置き換える。残りは固形素材として考える。


                        参考資料:成美堂出版発行・「はじめての手作りお菓子」




その他のアドバイス

基本分量は、あまり変えないほうが失敗は少ないです。

生の果物や缶詰の果物をピューレとして使う場合、穴が開きやすいので必ず火を加える。

加える素材合計は卵白量(必ず gで確認)を超えないこと!!



ちょっと難しいですかね?でもやっていくうちに、「あ~そういうことかぁ」と思いますよぉ。きっと・・・

これさえ、頭に入れておけばレシピ本なんて要りません。

ご自分のオリジナルレシピで焼いてみましょう。


   


Posted by みぃ  at 15:25Comments(9)シフォンレッスン

2008年09月21日

生地の混ぜ方と、長野便発送




今月のプレゼントシフォンのイチジクとくるみのシフォンケーキです。

ドライフィグ(イチジク)を大量に仕入れたので、最近よく作っています。

おかげ様で最近の人気NO.1シフォンで、よく問い合わせ&ご依頼を頂いています。


  卵黄生地の出来上がり。


    メレンゲの完成。




卵黄生地とメレンゲの混ぜ方を教えて欲しい・・・と言うメールをいただきました。

実は私、生地の混ぜ方は独学です。レシピ本と全然違うと思いますが、一応私のやり方をご紹介しますね。


まず・・・メレンゲの1/3を卵黄生地に入れて、ホイッパーでグルグル混ぜます。

この時に、混ぜすぎると硬い生地になりますので、気をつけて。





次に、残りのメレンゲの半分を入れて、ホイッパーで上の部分だけをグルグル混ぜます。

下のほうは混ぜません。メレンゲの塊をほぐす感じ?かな・・・





そして、残りのメレンゲも入れて、同じように上の部分でグルグル・・・




ゴムベラに持ち替えて、ゴムベラのエッジ部分をボールの側面に垂直に当て・・・

左斜め手前までヘラを動かします。手前まで来たら、自然に手首を返す。

すかさず、左手でボウルを少し(1/6位)回す。それを繰り返す。かき混ぜは30回くらいかな?




シフォン生地の完成です。

硬さは、ゴムベラですくって、逆さまにしてもすぐに落ちないくらいです。




  型入れ。

  竹串でぐるりと空気抜き。

  生地を型の淵に貼り付けましょう。


底上げ防止のために、網に乗せて焼きます。

  


なぜ、網か?と言うと、家庭用オーブンは下火が弱いので、底上げしやすいとか・・・

網を使う事で、それが改善されます。


このシフォンは、今月の長野便で~す。




  


Posted by みぃ  at 08:09Comments(2)シフォンレッスン

2008年08月19日

シフォンケーキの型出し。 2

先日、手で行う型出しをご説明しました。

でも、やっぱり手で出すのは、怖い~という方に・・・

型出しの基本をご紹介しますね。


まず、型出しには、ぺティナイフシフォンナイフを使います。

私はぺティナイフの方が使い易いと思いますね。・・・と言うのも、シフォンナイフはしなるので、コツがいります。(シフォンナイフの使い方は、また改めて・・・)



今回はぺティナイフで型出しです。

型の側面を左手で押さえて、ナイフを型に沿うようにス~と入れましょう。



ナイフをゆっくり上下に動かしながら、型を回します。

コツは・・・ナイフは生地に当たらない様に、型の側面をキコキコやる感じかな?



一周したら、筒の部分です。 私は竹串を使います。



同じように、竹串を上下にゆっくり動かしながら、一周します。

筒の部分をそ~と持ち上げると、型から外れます。





型に生地が残らずに、外せれば成功です。(少しは残ります。 face03



底の部分は・・・あれ?また写真撮れてないしぃ~ face07

底の部分も同じようにナイフを型に沿って差し込んで、左手で筒の部分を持ってゆっくり回します。

一周すれば、型から外れます。





せっかく綺麗に焼けても、型出しに失敗したら悲しいですよねぇ~

でもこればかりは、何度も練習するしかないと思います。


そのうちに手が覚えてくれますよぉ~

  


Posted by みぃ  at 08:10Comments(5)シフォンレッスン

2008年08月10日

シフォンケーキの型出し。

「シフォンケーキの型出しが苦手です~」


のメールにお答えして・・・


私の型出し方法を伝授させて頂きます。

またまたピンポイントな記事ですみません。

m(・ω・m)ソーリィ


まず・・・シフォンが冷めたら、ラップして袋に入れて冷蔵庫で一晩寝かします。

こうすることで、生地が馴染んで美味しくなるし、型出しがしやすくなりますよ~


一晩寝かすとこんな感じ・・・




じゃあ型出し始めますよ~




生地の外側に指先を置いて、下に押しながら手前に引きます。
(写真を撮りながらなので、片手ですが、両手で行って下さいね

こんな感じで一周します。


怖がらずに!!ちゃんとしたメレンゲを作っていれば、

これくらいでは潰れませんよ。






・筒の部分も同じように、グッと下に押して下さい。

・一周したら、底の部分を上に押し出します。
   (あれ?写真撮り忘れた・・・)

筒の部分を持ち上げると、型から外れると思います。

icon23 もし、外れなかったら・・・

型の側面を、バンバン 叩いてください。


オラッ!オヤノカタキ~o( -_-)~=○☆)○☆)○☆)○☆) バンバンバンバン



はいっ!気を取り直して、次は底の部分ですよ~




右手は筒を持ち、左手の掌で生地を包むようにして、押しながら上へ引っ張ります。

 筒の部分が見えるまで引っ張って下さいね。

・ひっくり返すと、生地が完全に外れます。


icon23 もし、外れなかったら・・・?

はい、もうお分かりですね~ 底をバ~ン と一発叩いてみましょう。


   はい!外れました。


   側面はこんな感じ・・・綺麗でしょ?


   筒の部分、わかるかな?



成功の秘訣はただ一つ・・・


勇気と愛情を持って、思い切り良く!!



さぁ、勇気を持って、レッツ・手外し!!  


Posted by みぃ  at 20:12Comments(17)シフォンレッスン

2008年08月06日

クリームチーズシフォンの作り方のポイント。

フェニックスさんから、クリームチーズシフォンの作り方を聞かれたので、記事にさせて頂きます。

ピンポイントの記事ですみません。

実は、メールで他の方からも、ご質問いただいていたので、丁度良かったです。





【注意点】

★レシピ本に「卵黄に砂糖の1/3を入れて、白くもったりするまで混ぜる」とありますが、それはやりません。
 ・・・と言うかやらないで下さい。卵黄の美味しさが消えてしまいます。
 それと、黄身ぶし(黄身のかたまり)が出来てしまいます。

★レシピ本には「小麦粉を入れた後、粘りを出さないように混ぜる」とありますが、 
  私の作り方は、粘りを出します。
  ある程度グルテンを出すことで、伸びの良い生地になるんです。 
  但し、出しすぎたら美しくない仕上がりになります。




【準備】

★卵黄と卵白に分けて、卵白は冷凍庫へ・・・

★お湯を沸かす。(湯煎用と、生地用)

★小麦粉を2~3回ふるっておく。

★クリームチーズを柔らかくしておく。



【作り方】

人肌程度の湯煎にかけながら、卵黄を軽くほぐして、油を入れて混ぜる。
  (空気を入れないように、ボールに垂直に泡立て器を使う)

②クリームチーズを3回に分けて入れ、その都度よく混ぜる。

ぬるま湯を少しずつ入れて、よく混ぜる。
  
④湯煎から外して、小麦粉を入れて粘りが出るまで、よく混ぜる。(練るように)
  ここでしっかり、生地の乳化が出来ていないと失敗になります。
  (粘りは必要ですが、出しすぎては駄目です)  
  (ドライフルーツなどを入れる場合はここで)
  

これで、卵黄生地の出来上がりです。





あとは、メレンゲを作って卵黄生地と混ぜて焼くだけです。



チーズシフォンは難しいです。乳製品はメレンゲの泡を潰してしまうからです。その為に油分の調整も必要ですね。


実は、混ぜ方にもポイントがあります。混ぜすぎず、かつ、しっかり艶が出るまで・・・

成功した生地は、ゴムベラですくって逆さまにした時に、すぐに落ちません。



サラサラ~とした生地は失敗です。


こればかりは、文章にしにくい~

秋に『シフォン会』発足を考えています。その時にデモンストレーションをやって、お伝え出来ればと思っています。


それから・・・フェニックスさんには、個人的にまた~









  


Posted by みぃ  at 21:53Comments(6)シフォンレッスン

2008年07月16日

シフォンケーキの焼き上がりは・・・

焼き上がりの高さを知りたい・・・というメールをいただいたので・・・


プレーンシフォンで、こんな感じかな?







型のまま袋に入れて、冷蔵庫で一晩休ませると、こんな感じ・・・





少し沈みます。



型出しすると・・・・





何となくわかりましたか?

オーナーメールを下さった、〇〇さんと〇子さん・・・と・・・ フェニックスさん!!


  


Posted by みぃ  at 13:30Comments(11)シフォンレッスン

2008年07月14日

シフォンを焼こう

最近、シフォンケーキに関する質問・問い合わせメールをたくさんいただくようになりました。

シフォンを美味しく焼きたい・・・と思っている方がこんなにいらっしゃるんだなぁ~と、とても嬉しく思っています。


お一人、お一人丁寧にお答えしているつもりですが、上手く説明出来ない事もあります。

文章が下手で、ごめんなさい。 

それから、すぐにご返事が出来なくてお待たせしている方々・・・すみません、ちゃんと読ませていただいています。

必ずご返事しますので、待っていて下さいね。


あまりお待たせしっぱなしも悪いので、これから少しずつブログ上で、ご質問にお答えする記事を載せて行きたいと思います。

そして分かり易く、ブログマップも作りたいと思っています。
(こちらの作業は、いつになるか分かりませんが・・・)



では、今日はご質問の多い『焼成温度と時間』について、お話させていただきます。


焼成温度と時間の件で多いご質問は・・・

①レシピ本通りに焼いているのに、生焼けあるいは、焦げてしまう。

②自分のオーブンの焼成温度がわからない。

③正しい焼き上がりの判断が出来ない。

この三つ。


①について・・・

レシピ本の焼成温度と時間は、あくまでも目安です。
オーブンによって、適正温度が違います。ましてや、ガスと電気では全然かわってくるんです。
レシピ本に頼らず、自分のオーブンのクセを早く掴んで、これっ!!と言うものを見つけて下さいね。

解決法としては、とりあえずレシピ本通りに焼いてみて、それで生焼けなら時間を3~5分延ばす。あるいは、10度上げて10分短縮してみる。
焦げる様なら、温度を下げる。脹らみきった時点で、アルミホイルをかぶせる。



②について・・・

①の質問の答えの続きのようになりますが、オーブンによって一番適した温度って言うのがあります。

例えば、私のオーブンは家庭用電気オーブン30Lを使っていますが、余熱250度→180度に下げて25分。
これが私の適正温度と時間です。もちろん生地に水分の多い物を混ぜ込む時は、時間を延ばして焼いています。


解決方法としては・・・まず、オーブンの「取り扱い説明書」を見てください。
最近の取説には、シフォンレシピが載っています。それで焼いてみましょう。
それで美味しく焼ければ、それでOKです。
納得行かない場合は、温度と時間の調整をしましょう。

私の取説にも載っていました。160度で40分と書いてあります。
でもそれでは納得行くシフォンにならなかったので、上記焼成温度と時間になったわけです。icon22


取説にシフォンレシピが載っていない場合・・・・
スポンジケーキのレシピを見て下さい。
そこに載っている温度が、お持ちのオーブンの適正温度です。
まずそれで焼いてみましょう。
時間は、17cmの場合
160度・・・35分~40分。
170度・・・30分~35分。
180度・・・25分~30分。


③について・・・

焼き上がりポイントは、最高に膨らんだ所から、少し沈んだ時が焼きあがりのサインです。

一番良いのは、設定時間の3分前位から、オーブンの前で待機しましょう。
そして、シフォンのてっぺんとにらめっこです。

上記の状態になったら、オーブンから出しましょう。



私の知人のパテシエさんは『見極める』という言葉をよく使います。

何度も焼いてみて、見極める力をつけましょうね。icon23  


Posted by みぃ  at 08:00Comments(2)シフォンレッスン