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2008年12月03日

おいしい生地を作ろう

「シフォンはメレンゲが命」 と言いますが・・・


乳化をしっかりさせ、おいしい生地を作って、

滑らかで、かつ力強いしっかりとしたメレンゲを作れば

美味しいシフォンが出来る・・・と思いませんか?



では・・・美味しい生地を作ってみましょ。

まず、材料を量って用意しておきましょう。(粉はふるってね)

オーブンの余熱を忘れずに・・・

卵黄は、室温に戻し・・・卵白は冷蔵庫または冷凍庫へ・・・

おいしい生地を作ろう



卵黄を軽くほぐして、水(牛乳)と油を入れて混ぜます。

卵黄に砂糖の一部を入れて、もったりするまで・・・と言う作業はしません。

必要ないです。かえって、卵黄の旨みが消えてしまいます。

おいしい生地を作ろう



空気を入れないように、泡立て器で混ぜます。

おいしい生地を作ろう



全体に細かい泡が出てきたら、小麦粉投入のサインです。

おいしい生地を作ろう



ふるいながら(高い位置で)、入れますよ。

おいしい生地を作ろう



ゆっくり大きく泡立て器を動かします。

おいしい生地を作ろう



粉っぽさがなくなったら、スピードアップ。

力強く・・・、混ぜるのではなく、練るように・・・

グルテンを出します。グルテンはシフォンが膨らむ時の柱になります。

おいしい生地を作ろう



グルテンを出しすぎてはダメです。

トロトロ~と落ちて、すぐに消えるくらいです。

おいしい生地を作ろう


これで卵黄生地は出来上がりです。





はい、次はメレンゲですね。

卵白は冷凍庫で、周りがシャリシャリするくらいまで凍らせると、キメの細かいメレンゲが出来ます。
(氷水を当てながらやっても同様です)


まず、低速で卵白をほぐしましょう。

私のハンドミキサーで、だいたい30秒くらいかな?

おいしい生地を作ろう



ほぐれて来たら、高速にしますが、長く低速でやり過ぎてもダメです。

こんな感じで ↓ サァ~と流れ出すので、それが高速にする合図です。

おいしい生地を作ろう



高速にしたら、小さく円を描きながら、大きくボウルに沿って回して行きます。
(必ず同一方向に回す)

おいしい生地を作ろう



周りに小さな泡が飛び出したら、(わかるかな?) 砂糖を入れる合図です。

おいしい生地を作ろう



砂糖を三回にわけて入れましょう。

その都度しっかり泡立てて・・・

ただし泡立て過ぎたらダメですよ。硬くなる少し手前で、止めて確認しましょう。

おいしい生地を作ろう



泡立て器に持ち替えて、ゆっくり同一方向に混ぜます。

空気を入れないように、泡立て器を立てて使います。

おいしい生地を作ろう


滑らかで、ツヤツヤなメレンゲを作りましょう。

おいしい生地を作ろう



少しお辞儀する位ですよ。

おいしい生地を作ろう


これでメレンゲの出来上がりです。




では、シフォン生地に仕上げましょう。


メレンゲの三分の一をすくって、卵黄生地と混ぜます。

泡立て器でグルグル混ぜますが、混ぜすぎると硬い生地になるので注意です。

おいしい生地を作ろう


メレンゲの残りの二分の一を卵黄生地のボウルへ・・・

泡立て器で、上の部分だけをササァ~と混ぜます。

おいしい生地を作ろう


残りのメレンゲを全て入れて、同じように上の部分だけ混ぜます。

メレンゲの塊をほぐすようにします。

おいしい生地を作ろう



ゴムベラに持ち替えて、ボウルの底からすくうように混ぜます。

おいしい生地を作ろう



メレンゲの泡を潰さずに・・・かつ、しっかりと混ぜます。(大体30回くらい)

この時に、メレンゲの塊が残っていると、大穴が開きます。

また、混ぜすぎるとダラ~という生地になり、美味しくないです。

おいしい生地を作ろう


ゴムベラですくって、逆さまにしても、すぐには落ちません。

おいしい生地を作ろう



型入れ。高い位置から流しいれます。(15cmくらいかな?)

この作業で、大きな空気は抜けます。

おいしい生地を作ろう


両手でしっかり持ち、スリスリさせて、平らにします。

布巾などを下に敷いて、軽くトントン。

ただし、チョコやチーズのように油分が多い物や、アルコール分の多い物を混ぜ込んである生地には、ショックを与えてはいけません。トントンはやらないように!

おいしい生地を作ろう



竹串で2周くらいクル~とします。(底につけない。真ん中くらいまで)

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ゴムベラで生地を貼り付けて・・・

おいしい生地を作ろう



あとは・・・オーブンへ!!

お持ちのオーブンの適正温度&時間で焼いてください。


焼き上がったら、少し高い位置から、型ごとトンと落とし

瓶等にさして、(高さのある器でも可) 逆さまにして冷ます。


以上の点をマスターすれば、膨張剤を使ったり・・・

17cmで卵4個、小麦粉70gとか80gとか、たくさん入れなくてもしっかり膨らんでくれます。




以前記事にしたやり方と、少し違う点もあるかも知れません。

日々、一番美味しい作り方を研究しているので・・・すみません。


icon23 申し訳ありませんが、レシピの公開はしていません。

一部公開してある物もありますが、現在は全く違うレシピで作っていますので、ご了承下さい。

不明点がありましたら、どんどん質問して下さいね。
おいしい生地を作ろう




















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Posted by みぃ  at 08:30 │Comments(6)シフォンレッスン

この記事へのコメント
ありがたや〜(>人<)☆ 最近、作ってなかったので、この記事を参考にまた頑張りたいとおもいます!…真似したつもりでもあのふわふわ〜しっとり〜感をだすには難しいんですよね。
Posted by ウエ at 2008年12月03日 09:55
ほんと、ありがたや~ですよ!
とってもわかり易くて写真まで♪
でも、ウエさんと同じく・・・^^;
がんばろう~って基本のプレーンの分量が
いまいちなんだよね~
Posted by 72pon at 2008年12月03日 10:09
なるほど~勉強になりました。砂糖は全部卵白の方に入れるんですね!今度てぜひ、やってみます。入れる水は温めますか?色々な本見すぎて迷ってました。すごくわかりやすかったで~す。
Posted by みさっぷ at 2008年12月03日 15:10
こんちわ~^^
これは嫁はんに読ませます(*゚∀゚)=3
Posted by つぼひ at 2008年12月03日 18:01
こんばんは〜
こんな丁寧な作り方初めてみました。
凄いです
思わず作ってみたくなったけど
我が家にはふるいもミキサーも
イヤ、、手動の泡立て器すらないわ(苦)
またオーダー出来る様でしたらお願いしたいです
Posted by momo at 2008年12月03日 23:17
☆ウエさんへ☆
コメントありがとうございます。
多分ちょっとすたタイミングだと思いますよ。
ウエさんはチャレンジャーだから、大丈夫。がんばって。


☆72ponさんへ☆
コメントありがとうございます。
プレーンってシンプルだけに、案外難しいかも・・・
しっとりが好みなら水分を少し多目に、ふわふわが好みなら油を多目。
ちなみに私は同量ですね。


☆みさっぷさんへ☆
コメントありがとうございます。
実はあわせる物によって、卵黄生地の最後に10gほど入れています。
水分は温める必要はありませんが、冷たいと乳化が出来ないので、室温に戻して下さいね。
温めるなら人肌程度に。


☆つぼひさんへ☆
コメントありがとうございます。
お役に立てたら嬉しいです!!


☆momoさんへ☆
コメントありがとうございます。
丁寧かなぁ~?シフォンって奥が深いので、一つ一つ確認しながら作ります。
あれからご無沙汰してすみません。私もゴム判お願いしたいです。
またご連絡しますね。金曜日、お会いできるかな?
Posted by みぃ at 2008年12月04日 00:20
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